今回は、食中毒についてお話しします(^^)/
気温も湿度も高い真夏に食中毒が多いと思われがちですが、実は9月~10月のこの時期に多いということをご存知でしょうか?
夏バテで体力が落ち、免疫力が低下しているのに加えて、大きな気温の変化で体調を崩しやすいことや体育祭、紅葉など野外での食事が増えることが影響していると考えられます。
また、秋はキノコやフグといった美味しい食べ物もあるので、自然毒による食中毒が増えてきます。
食中毒の原因として最も多いのは細菌やウイルスによる感染症のものですが、自然毒にも注意が必要です。
食中毒の代表的な原因菌は、アニサキスやカンピロバクターです。
鶏肉などしっかり加熱せずに食べること、刺身に付着したアニサキスに気付かず食べてしまうことで発生しやすくなります。
食中毒にならないようにするためには
菌を付けない・増やさない・やっつける
ことが重要です。
菌を付けないとは、‟よく洗い、分ける”ということです。
手には様々な菌が付着してるので、調理する前、食事の前には十分な手洗いをしましょう。
これに関しては、みなさんコロナ対策で嫌というほどやられてると思うので、大丈夫だと思います。
ただ、注意してほしいのは、残った生肉・生魚の保存方法です。
菌が広がらないように他の食材と分けてタッパーなどの密封容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
菌を増やさないということは、‟低温で保存する”ということです。
多くの細菌は高温多湿な環境下で増殖が活発になりますが、10℃以下ではゆっくりとなり、マイナス15℃以下で停止します。
食材に付着した菌を増やさないために、低温で保存することが重要です。
菌をやっつけるとは、‟加熱処理をする”ということです。
ほとんどの細菌やウイルスは加熱することによって死滅します。
お肉・魚、野菜なども加熱して食べると安心安全です。
特に肉料理は、なかのなか中心までしっかり加熱することが大事です。
また、台布巾もお湯につけて殺菌処理しましょう。
食中毒に気を付けて秋の味覚を楽しみましょう(^^♪
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