みなさん、“第2の心臓” と呼ばれている部位、ご存知ですか?
答えは、ふくらはぎ です。
なぜ、ふくらはぎが“第2の心臓”と呼ばれているのでしょうか?
少しその前に軽く、ふくらはぎについて説明します。
ふくらはぎは、腓腹筋とヒラメ筋の2つの筋肉で構成されています。
腓腹筋は、走ったり跳んだりするときに、
ヒラメ筋は、体のバランスを取ったり、前に倒れないようにするときに、作用します。
こう聞くと一体どこに“第2の心臓”と呼ばれる要素があるのかと思いますよね。
本題に戻ると、
ふくらはぎには、走る・歩く・跳ぶなどの動作以外に、筋ポンプの役割を持っています。
下半身の血液を心臓まで押し上げる役割です。
心臓は全身に血液を送り出す役割を担っています。
同様に、ふくらはぎは、下半身の血液を重力に逆らって心臓に戻す役割があります。
このことから、第2の心臓と呼ばれているのです。
ふくらはぎも重要な筋肉なんですね。
ふくらはぎを鍛えることで、筋ポンプ作用が力強く発揮され、円滑に血液が循環します。
それだけでなく、むくみや冷え改善、疲れにくくもなります。
普段の日常の中では、一駅歩いたり、エレベーターなどを使わず階段を利用することで鍛え、
筋トレとしては、肩幅に足を開いて立ち、できるだけかかとを上げ、ゆっくり床につく寸前まで下ろす。というのを繰り返し行って下さい。
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