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寝違え

スタッフ日記 健康

2020年6月16日

みなさん、寝違えてしまったときどうしてますか?
今回は寝違えについてお話しします。

睡眠中、長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていると血流が悪くなり、筋肉が凝り固まりやすくなります。その状態で朝起きたとき急に首を動かすと寝違えが発生します。
症状としては、寝起きに首を動かすと筋肉痛のような痛みが首から肩にかけて生じるのが特徴的です。

前日の筋肉の疲労や、枕の高さが合っていなかったり、睡眠中、身体が冷えて血流が悪くなったりすることが、より寝違えを引き起こしやすくさせます。

予防としては、
・寒い環境で寝るのは避けましょう
・自分に合った枕を使いましょう 
頭が本来あるべき位置(曲がったり反ったり横に倒れたりしていない位置)に枕の高さがくるものを使い、首への負担を減らしましょう
・適度に寝返りが打てるよう寝具を整えましょう
低反発や柔らかい素材のものは頭が枕に沈み込んで寝返りが打ちにくくなるので、硬めのマットレスがおすすめです。

寝違えてしまったときの対処法としては、
まず首を安静にすることが最優先です。
痛みの強い部分に冷湿布を貼るのも有効です。

また、寝違えに効果のあるツボを刺激するのも一つの手です。
ただ、痛い部分を直接押すのは場合によってはリスクもあるので、離れたツボを使って刺激するようにしましょう。
ここで効果が期待できるツボを2つ紹介します。
1つ目は「天宗」というツボです。
場所は、肩甲骨のほぼ真ん中あたりです。
2つ目は、寝違えによく効くからその名が付けられたほど、寝違えに効果的な「落枕(らくちん)」というツボです。
場所は、手の甲の人差し指と中指の付け根から親指1本半分、手首側に行ったところです。
それぞれ、グーッと押さえて15秒ほど刺激しましょう。

通常、寝違えは数時間~数日で改善されます。
痛みが強い場合や長引くようなら、頸椎に問題があるか、別の疾患の可能性もあるので病院で検査して診断してもらいましょう。

みらく鍼灸整骨院では感染症対策の強化を引き続き行っております。予約人数の制限などでご迷惑をお掛け致しますが、ご協力をお願い致します。

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