今回は、サルコペニアについてお話しします。
サルコペニアとは、加齢などが原因で筋肉量が減少し、筋力が低下したり、運動機能が低下した状態のことをいいます。
診断基準があり、握力の低下【男性は26㎏以下、女性は18㎏以下】
または、歩行速度【0.8m/秒以下】(青信号の間に渡り切れるか)に加えて
検査で筋肉量が基準より減少しているとサルコペニアと診断されます。
このサルコペニアは自分で簡単にチェックが出来ます。
ふくらはぎの一番太い部分を、両手の親指と人差し指で作った輪っかで囲んでみて下さい。
輪っかより細く、隙間が出来る場合はサルコペニアの可能性があります。
サルコペニアになると、歩いたり立ち上がったりなどの日常的な動作に影響が及び、介護が必要になったり、転倒しやすくなります。
サルコペニアにならないようにするための予防として、運動することが有効的です。
家で簡単に出来る足踏みやスクワットがおすすめです。
足踏みは、太ももを高く上げ、腕を大きく振るようにしましょう
スクワットは、足を肩幅に開き、ゆっくり膝を曲げ伸ばししましょう
また、30分~60分程度を目安にウォーキングをするのも効果的です。
他に、たんぱく質を十分に摂ることを意識したバランスの良い食事を心掛けるのも大切です。
みらく鍼灸整骨院では感染症対策の強化を引き続き行っております。
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