今回は洋服の着こなしに関係する肩の話をしていきたいと思います!
あなたは肩の位置を気にした事がありますか?
聞いたことがあるかもしれませんが、なで肩、いかり肩などと呼ばれる外見上の問題です。
鎖骨のラインが水平より上がっていれば、いかり肩。
鎖骨のラインが水平より下がっていれば、なで肩。
この肩のライン、服によってはイマイチな着こなしになってしまいますよね?
いかり肩の場合、肩幅が体型に対して幅広くみられてしまいます。そのため女性の場合ですと着こなし方によって逞しさや強い印象を感じます。
肩周りにフリルがついたものやオフショルと呼ばれる肩を見せる服装は、より肩幅が広くみえてしまうのでイマイチな着こなしになります。
なで肩の場合、肩の位置が下がる事により全体の姿勢をみたときに姿勢が悪く見えやすいです。着こなし方によって華奢な印象やだらしない印象を与えます。
ビッグシルエットで肩のラインが下がるようなものは、そういった印象を強くします。
【いかり肩やなで肩は生まれつき決まってる?】
遺伝された生まれつきの骨格はあります。ですが、日常の使い方などでほとんどの人は変化します。
肩の位置を決める肩甲骨は強固に靭帯などで固定される事はなく、筋肉によって支えられているだけなので筋力や柔軟性により位置は変化します。
ですので、生まれつきだと諦める必要は全くありません。
【理想の肩の位置は?】
相手に与えたい印象によって理想の肩の位置は分かれるかと思います。
ですが、人間は相対的に見て大きく違うものに違和感を感じます。
どういう事かというと、なで肩やいかり肩がひどすぎると不格好に見えてしまうということです。
【肩の位置を変えるには?】
『日常の使い方で変化するもの』とは先ほど触れましたが、
今までの使い方の習慣というのはなかなか変わりません。
なで肩やいかり肩を少しでも変化させたい場合は、今までやっていなかった事をやる必要があります。
〈いかり肩の場合〉
いかり肩の場合は筋肉の柔軟性を上げる事が有効です。
・いつも肩に力が入っていませんか?それを自覚することから始めましょう。脱力させてあげる事が大事です。
PC作業などはキーボードを打つ際に肩が上がりやすい傾向があります。上げている時間が長くなるとそこで固まってしまいます。
そんな時は肩の上げ下げ体操を行いましょう!力が入っていたなと気づいた時に5回程度行ってください!
肩甲骨の内側を動かしてあげるのも大切です!
〈なで肩の場合〉
なで肩の場合は使えていない筋肉を使ってあげる事が有効です。
姿勢の悪化などで使えていない筋肉がでてくるので、普段の姿勢を気をつけることも大切です。
・胸を張った姿勢で肩をすくめる体操を行い、肩甲骨を持ち上げる働きをする僧帽筋上部を使いましょう!
毎日10回程行い、無理のない範囲で続けてみてください。
どちらも徐々に改善される程度の軽い体操なので気長に行ってください。使い方の習慣によって、はほとんど変化しない場合もあります。
いかり肩やなで肩を本気で改善したい場合はぜひ当院にご来院ください♪