熱中症を防ぐうえでクーラーはかかせない存在ですが、その半面クーラーによる体の不調を訴える人も増えています。
体がだるい・疲れやすいと感じたら、それは冷房病の症状かもしれません!
女性の場合は重症化すると、生理不順や重い生理痛につながることも。
♦なぜ冷房病になるのか?
体は気温に応じて変化します。夏は、血管を拡張させて体の熱を外に逃がし、冬は血管を収縮させて熱を逃がさないようにして体温を一定に保っています。その役割が自律神経です。しかしその夏の体質の為、冷房の効いた室内にいても血管が縮みにくいため体内の熱が逃げすぎて冷えてバランスが崩れます。
バランスが崩れると「冷え」に対しての抵抗力が弱くなり、だるさ・不眠・肩こり・頭痛などの症状が起きます。
♦予防策
➀クーラーの設定温度は25~28度を目安に
室内と室外の温度差を5度以内にキープし自律神経が正常に機能する環境を整える。
➁湯船につかる
夏はシャワーですませる事が多いですがぬるめのお湯にゆっくりつかることで体を芯から温め、全身の血行を促すだけではなくリラックス効果もあります。
➂適度な運動
人の筋肉には体の熱を作り出す働きがあります。それに対して脂肪は、一旦冷えると温まりにくい性質があります。
運動は筋肉を増やすことに加えて全身の血流を改善する効果も期待できます。
➃ストレスをためない
ストレスがたまると自律神経の働きが低下して、冷房病や冷え性を起こしやすくなります。
➂・➃で紹介した入浴や運動にはリフレッシュ効果がありストレス解消にも向いています!