今回は皆さんが誤解をしているかもしれない、姿勢にまつわる話をしていきたいと思います。
もし、家族や友人などに【猫背】だよ!と言われると皆さんはどういった気持ちになりますか?
ほとんどの方は、『そんなに見た目が悪くなっているのか』…など。気分が下がること間違いないかもしれません。
【猫背】は[首がやや前方に屈み、背が丸くなっていること]と広辞苑では定義されています。
見た目を気にする人であれば【猫背】=悪い姿勢ですよね?
ただ、今回の姿勢にまつわる大事な部分は【猫背】自体は決して悪い姿勢を指す状態ではないということを知っておいて頂きたいのです。
人間は姿勢を一定の状態でキープさせると筋肉が疲れやすくなります。
適度に姿勢を変化させることで、筋肉に偏った負担がかからないようにしています。
猫背の姿勢も適度にしなければ、体は休まりません。
猫背という姿勢を1日の中で1回もしないように気をつけて過ごされる方がいらっしゃるかもしれませんが、
適度に姿勢を崩して頂くことも必要になってきます。
では、姿勢の専門家からみた悪い姿勢の状態とはどういったものでしょうか?
悪い姿勢の状態
〈姿勢を変える事ができなくなってしまっている状態〉
この状態の人の特徴は『まっすぐ意識して立ってください』とお伝えしても、猫背の状態が変わらなかったり。
『背中を丸めてください』とお伝えしても猫背にできないといったことがあります。
なので、普段【猫背】で過ごしている時間が長い人でも柔軟性があれば、まだ深刻な状態ではないのかなと思います。
例としては、
運動をしているお子様に多いですが、座り姿勢や歩き姿勢が猫背の状態でも意識して立てば真っ直ぐキレイに立つことができる状態。
こういった場合は、普段の過ごす姿勢が悪くても当院では施術などを行うことはないです。
ただ、長時間同じ姿勢で過ごしていると将来的に身体の柔軟性が損なわれていきますのでご注意下さいね!
以上
【猫背】=悪い姿勢じゃない!でした!!
皆さんも知っておいて頂けると幸いです!
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