今回は枕が合わない方向けの安眠セルフケアをお伝えしていきたいと思います!
ですがその前に、ナゼ枕が合わなくなるのかを考察していきます!
1.枕がヘタってきている
枕の素材によって耐用年数にバラつきがあります。使い始めの頃より低くなっている、反発が無くなってきている場合は買い替えが必要です。
2.枕の硬さと布団やマットレスが合っていない
これもよくあるパターンです。いくら店頭で枕を合わせて『良かった』となっても、お家の布団やマットレスの硬さが店頭の物と違うと高さが変わる為、当然合わないです。
3.適温になっていない
枕が合わないと感じる理由の一つに『熱がこもる』という声があります。
室温と湿度の調節、通気性が良い枕や、肌触りが良いカバーに替えることで不快感を軽減できます。
4.歯ぎしり・噛み締め等がある
歯ぎしりや噛み締めがある方は、身体を休めるはずの睡眠時間にも首・肩にかけての筋肉を無意識で使ってしまいます。
そのため、朝起きても首・肩の不快感やツラさがでる方が多いです。
5.身体が休める状態になっていない
一定の筋肉の硬さが出てしまっている場合、身体が休める状態にならない為、どれだけ良い寝具でも身体に合うことはない状態です。
自律神経の状態や、身体にかかる負担によって硬くなりすぎた筋肉は枕だけでは休まりません。
上記のことを見直して頂き、4・5に当てはまりそうな方はセルフケアを実践してみて下さい!
~小胸筋のストレッチ~
1: 壁に肘を曲げた状態で手と肘をつけます。
2: 腕を壁につけたまま、胸を前に突き出すようにして伸ばしていきます。
3:伸ばしている胸の部分と反対方向を向きます。
4:30秒続けます。
~胸鎖乳突筋のストレッチ~
1:片方の手で、反対側の胸の上部を押さえます。
2:その状態のまま、抑えてる胸と逆方向に、首を斜め後ろ方向にゆっくり倒してしていきます。
3:耳の下辺りに伸びを感じればOKです。
4:30秒キープします。
~後頭下筋のマッサージ~
黄色い線の筋肉部分を緩めるマッサージになります。
1:首を掴むように、手を回します。
2:人差し指、中指、薬指で首の付根に押し当てます。
3:押し当てた指の方向に首を倒して圧を感じればOKです。
4:10秒続けて下さい。
これらのセルフケアを行っても効果が出ない重症な方は、すぐに当院へ!
筋肉をほぐして枕の悩みを解決してくださいね♪