先日のクリスマスの日にケーキを買いに行きましたが、オープン前にもかかわらず行列(^_^;)
クリスマスケーキの引き取りではなく、通常のケーキを買うのにみんな並んでたんですね。
しかし、何軒かケーキ屋さんを見てみましたが、並んでいる店とそうでない店が…
そこで、人はなぜ行列に並ぶのかを調べてみました!
以下、参考文書
大なり小なり、行列に並んだことのない人などおそらくいないだろう。かつてより、日本人は行列に並ぶのが好きだといわれている。
さて、さっそくだが想像してもらいたい。あなたはまったく見知らぬ土地で、お昼ご飯を食べるお店を探している。たまたま通りかかった先で見つけたのは、隣り合った見知らぬラーメン店だった。一方は、店内も人がひしめき長蛇の列ができているお店。もう一方は、店内にも誰一人いないラーメン店だった場合に、どちらへ入りたいと思うだろうか。
あえて誰もいないラーメン店に入る人はもちろんいるだろうが、おそらく大半の人たちは、前者の行列ができているお店を選ぶのではないだろうか。ではなぜ、あなたは行列のできた店を選ぶのだろうか。同書では、この理由に心理学的にいう「同調行動」を挙げている。
同調行動とは、無意識のうちに「多数者や、すでに先んじて何かをやっている人の行動に思わずならってしまうこと」を意味する心理学の用語である。同書によれば、人はまず「最初の一人にはなりたくない」という感情を、意識下で抱いているという。その理由を更に深く掘り下げると、それぞれが思う不安や怖さが見え隠れする。
人と人との繋がりによって形成された社会では、人はおおむね誰かに判断を委ねる場面も多い。根源的に「多数派になりたい」「ほかの人と同じでありたい」「間違っていたくない」と考える傾向があるため、冒険せずにできる限り誰かと同じ行動をして安心したいという心情を抱いている。
そのため、お客のいる店はお客を呼び、行列は行列を呼ぶことになる。この現象はまた心理学的に「行動感染」と呼ばれるが、じつは、コンビニが店内を外からも見渡せるようなつくりになっていたり、デパートの入り口付近があえて狭く作られているのも、これらの効果を狙ったものだという。
そして、万が一行列に並んだ先で失敗したとき、人は自分の選択肢を肯定しようとしはじめる。これを心理学では「認知的不協和」と呼ぶ。例えば、先ほどのラーメン店を考えてみると、数十分並んだ挙句にまずいという場合もありえる。しかし、このとき人は「数十分も並んだのだからまずいわけがない!」と、意識の中で自然と整理しはじめる。その背景には、人は「矛盾する2つの認知があると、きわめて不快になる」という特性が潜んでいる。
行列が行列を作る。その現象から分かるのは、私たち人間は心の中で無意識のうちに自身の判断へ不安や怖さをおぼえてるということだ。また、行列の先頭のさらにその先にいる人、すなわち「初めの一人」になった人は、ひょっとするとすごく勇気のある人といえるかもしれない。
参考文書
【なぜ人は行列に並ぶのか?】自分の○○に××を感じた時、人は並びはじめる
文=カネコシュウヘイ
行列シンドロームを脳科学的に見れば、安心感をもちたいという欲求に根ざしている。マジョリティに属していれば安心、赤信号みんなで渡れば怖くないの群集心理だ。
そのメカニズムを動かす張本人は何か? 大脳で安心感を司りながら、心のバランスを整えている神経伝達物質のセロトニンに他ならない。セロトニンは人間の心身の安定に深く関わっていることから、オキシトシンとともに幸せホルモンとも呼ばれる。
セロトニンが減れば心配性に陥って悲観的になり、増えれば安心感が強まって楽観的になりやすい。セロトニンが少ない人の割合は、日本人60%、アメリカ人20%。日本人は心配性の人が多いらしい。
つまるところ、人間に備わったホメオスタシス(恒常性)をキープし、安心感を感じていたいという充足欲求を満たすために、日本人は行列という同調行動をとりやすい。
同調快感(シンククロニシティ・コンフォート)のバランスを保とうと、ひたすら行列に加わる。セロトニンがもたらすこの快感こそが、行列マニア、行列オタクになる集団心理の連鎖の真相だ。
参考文書
なぜ日本人は行列が大好きなのか? セロトニンによって促される群集心理のミステリー
この記事のキーワード : セロトニンバンドワゴン効果ホメオスタシス心理学集団心理
一部抜粋
調べるとどんどん出てきますね(^▽^;)
要するに、人は同調行動をする事で安心感を持ちたくなるのですね。
整骨院で行列ができているところは見た事ないですが、飲食店、テーマパーク、iPhoneショップなど凄く並んでいる事ありますもんね。
お店や企業の心理的要素を活かした戦略でもあるわけかぁ。
みらく鍼灸整骨院や美容整体サロン ラクニスでも予約がいっぱいで待ち時間が出る事はありますが、それは必要とされている事だと感じます。
私達は『姿勢の専門』として、顧客満足を最大限に高めていきます。
戦略的にと言うよりも、私達の理念
『未来の健康 恵顔の創造』
を実践するために!
猫背や姿勢バランスの乱れからくる不健康や身体の間違った使い方を改善させる為に、これからも皆様の期待を越えていきますね(^^)/
※ちなみに代表の愛犬クーロン君は、犬用ケーキを食べてご満悦なクリスマスだったそうです(笑)